男鹿山塊 安戸山(1151.5m) 2014年5月18日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 4:35 車道終点(簡易水道施設)−−4:41 沢−−5:33 廃林道−−5:39 林道−−6:03 安戸山−−6:18 林道−−6:53 車道終点
場所栃木県那須塩原市(旧塩原町)
年月日2014年5月18日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場車道終点に駐車スペースあり
登山道の有無あり。ただし道がやや薄く案内標識が少ない
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント一般的には南東尾根から登るようだが、短距離で済む安戸山北側の東向きの尾根の南側の破線を辿った。道があるが登山道と言うより植林作業道で案内が少なく初心者には向かない。ただし林道より先は明瞭




蟇沼集落の登山口入口 小さな標識で目立たない
この道を突き当りまで入る 狭い駐車余地
ここで車道終点 標識はないが山道を進む
廃林道に合流 廃林道は沢でおしまい
送電線巡視路分岐で標識登場 植林帯を登っていく
送電線巡視路分岐 山の神?
崩壊個所は迂回路あり 廃林道直下
廃林道に乗る 現役林道終点
登山道はすぐ右に逃げる いきなりいい道になった
北西尾根に乗る 道は明瞭
ロープあり そろそろ山頂
安戸山山頂 こちらがメジャールート
お帰りの廃林道 八溝山方面
安戸山」中腹には林道がくっきり
大きな杉に挟まれた山の神 下部廃林道終点の沢
廃林道と別れる この先が駐車余地
駐車余地と簡易上水道施設


 塩原町の箒川と蛇尾川に挟まれた尾根の末端付近に安戸山がある。西は弥太郎山へと続いている。地形図を見ると近くまで車道が書かれているが、これはダム管理道らしく入口にゲートがあって一般車は入れない。登山道があるのかも知らないのでネットで調べてみたら、一般的には道の駅塩原から南東尾根を経由して登られているようだ。しかし地形図を見ると山の北から東側にも破線が書かれていてここなら距離が短縮可能。ネット検索の結果をよく見ると数少ないながらこのルートを歩いた記録があった。登山口付近には案内標識があるそうで、マイナーではあるが一応の登山道があるらしい。

 少佐飛山や長者岳登山口に使った萩平への道を進む途中の蟇沼集落で左に曲がる。ここには目立たない小さな標識があり人家の間をすり抜けて奥へと登っていく。割と短い車道でお堂と簡易上水道施設があるところで車は行き止まり。2台分くらいの駐車スペースがあったのでそこに車を置く。車道の続きには山道があるが案内標識は無い。しかしここ以外には道が無いので安戸山への登山道で間違いないだろう。後で地形図の破線と地形を比較したがここは沢沿いではなくもう少し東側だった。ほぼ頭上には送電線が横切っている。

 植林の中を緩く登っていくと廃林道に合流、そのすぐ先で沢が登場、この沢が地形図の破線が書かれた沢だろうが、沢沿いに道はなさそうだった。廃林道はここまでで、沢を渡ると山道に変わる。ここにも案内標識は無いが、すぐ先で左に送電線巡視路分岐があるが、ここは直進方向に「安戸山」の案内があった。

 ここから南向きの尾根に向かって東斜面を斜めに上がっていく。周囲は植林でこの道は登山道というより植林の作業道だと思う。登山道と呼ぶほど道は濃くないが廃道のレベルでもない。送電線への分岐がもう1箇所あったがここには案内標識は無し。ここは直進してトラバースを続行。

 道は尾根に乗らずこのまま東斜面を巻き気味に高度を上げていく。やがて傾斜が無くなって水平移動に変わると廃林道に乗る。古い地形図だと車道として書かれているが新しい地形図では破線表記となっている。草が生えた中に一人分の道幅の道がまっすぐ続く。左手には山腹に林道を纏った安戸山。

 980m鞍部に出ると現役の林道が登場。ゲートが開いていればここまで車で入れるようだ。そしてここから右に登山道が分岐する。ここには今までと違ってえらく目立つ看板が出ていた。そこに入ると今までの作業道とは格が違う良好な登山道が出現。あれ? まさかこの林道終点が一般的な登山口? いや、そんなはずはない。この林道入口にはゲートがかかっているはず。とすれば道の駅から上がってくる登山コースの一部だろうか? 下山後、ネットで調べたら通常は山頂へは東側から上がるようで、今回のように西側に出るルートは一般的ではないようだ。でもこちらから降りて林道を経由して往路に戻る周回ルートもありだろうから、利用者が多いのかもしれない。

 良好な道を緩やかに登っていくが、これまた斜面のトラバースで尾根に直接登るコースではなさそうだ。ルートは緩やかに右に曲がっていき、小尾根で左に折れて本格的な登りに変わる。この尾根は小さいながら明瞭で道も明瞭。尾根が広がると土の急な登りに変わってロープが垂れている。ここはロープを使わずとも通過可能。

 傾斜が緩んで低い笹に覆われた尾根を進むと安戸山山頂に到着。樹林に囲まれて展望が無いのは想定内。東に伸びる尾根には明瞭な道があって「アグリパル塩原」の案内標識が出ていた。まだ朝早い時刻で無人だが、これから登ってくる人がいるかな。

 本日の目的は達成。下山にかかる。今日のコースはショットカットできる場所がほとんど無いためほぼ忠実に往路を戻った。すれ違った人は皆無だった。

 

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